
【ALMOSTBLACK】 新作24SSアイテムをご紹介!


デザイナーは中嶋 峻太氏と川瀬 正輝氏の2人が務めている。
2015AWシーズンにデビュー。
ブランドコンセプトは「POST JAPONISM」。
ALMOST BLACK =「褐色」
「褐色」とは 黒く見えるほど深い藍色
平安時代、「褐衣(かちえ)」という藍で染めた服が存在。
藍染めし、さらに光沢を与えるため、すり鉢で叩いて作られ「搗く(つく)」または「搗く(かつ)」と呼び、「搗染め(かちぞめ)」と呼んだ。
その武官たちが着る「褐衣(かちえ)」を「褐色(かちいろ)」と呼ぶように、
鎌倉時代、「勝つ」と結びつけられ縁起物として武士たちが愛好。
古くから日本人に愛されてきた「褐色」をブランドネームに掲げ、
日本人のスピリットを感じさせる「褐色服」を目指す、というメッセージが込められている。

勅使河原蒼風
戦後の日本美術史に大きな足跡を残し、数々の斬新な表現を生み出したことから「花のピカソ」の異名を持つ勅使河原蒼風氏(1900-1979)。
樹塊を用いた巨大な作品や、花を用いない立体作品、そしてコラージュ絵画などの多くの作品を作り、それぞれで多彩な手法を実践した。
その作品は世界的にも高く評価された。
勅使河原蒼風氏の確かな審美眼から生まれる作品には、時代を問わない美しさを感じさせる。
春、夏、秋、冬と1年を通し、テーマを設け製作するALMOSTBLACK。
2024SS COLLECTIONでは昨シーズンに続き、いけばな草月流の創始者である「勅使河原蒼風氏」とのオフィシャルコラボレーションにて展開される。
蒼風の表現をデザイナーの中嶋峻太が解釈し、再講釈。
コレクションの随所に蒼風の息吹を感じられるディテールが散りばめられた。
ALMOSTBLACKが持つ個性的で象徴的なミリタリーアイテムに、いけばなのエレガンスを掛け合わせ、「ALMOSTBLACKだからこそ」というアイテムが今期も展開されます。




ミリタリーロングシャツ [24SS-SH02]
アシンメトリーデザインのミリタリーロングシャツ。
デザインソースはイギリス軍の医療チームで使用されていたナースガウンで、ノーカラーの首周りからカーブを効かせた前立てのデザインが特徴的です。






ビッグ MA-1 [24SS-BL02]
炭で染めた生地を使用したビッグMA1ブルゾン。
袖の取り外しができノースリーブとしても着用が可能。
石元泰弘氏の撮影した富士と勅使河原蒼風氏の作品の写真をパッチ。
左むねに刺繍で写真の作品を刺繍で表現。




サテン スカシャツ [24SS-SH04]
蒼風氏の絵画作品である椿をバックに表現。
中央部のボタンにはオリジナルで製作されたステンレスのボタンを配し、異素材感のコントラストが強調されています。


サテンパンツ [24SS-PT04]
裾と膝部分のドローコードが特徴的なサテンパンツ。
シルエットをお好みで自在に調整可能。


クルーネック フェード プリントTシャツ [24SS-CS04]
ユーズドウォッシュ加工が施されたボディに、蒼風氏の絵画作品である椿をプリントで配置。
ややフェードしたブラックカラーでヴィンテージ感ある表情を演出しています。


クルーネック プリントTシャツ [24SS-CS03]
石元泰弘氏の撮影した蒼風氏のいけばなのパッチを前見頃にプリントした1着。